住宅は住む事を楽しむ場所であって欲しいと考えます、「帰らないと」ではなく「帰りたい」と思える場所。 一時の思いつきや流行も手がかりになりますが、数十年その場所に建ち続け、家族を育むことが出来る住宅について話し合いたいです。 たとえば、間取りなど建築の機能的な部分も大切ですが映画・車・料理など趣味を話し合い、そこから機能的な部分を作っていくこと、どの様に創るかではなくどの様に住みこなすかを共に考えるのも大切な事だと思います。
<メインテーマは発想のわく生活。> 普段から出来るだけ家具など置かない何も無いスペースを作り、常に 「何か工夫しないと!」と思える贅沢な発想がわくようにする。 以上のことを踏まえ、この物件では1階のプライベート部分にウォークインクローゼットなど雑多に成りやすい要素を配置し、壁で仕切ることで他の部分が出来るだけ雑多に成りにくい連続したシンプルな空間に成るように考えた。
この住宅は東京品川区の閑静な住宅地にあり、建て主は海外出張が多く、趣味も自転車・クライミングなど活動的な事から、当初から個性的な要望が多くありました。その一部が以下です。 ■自転車の修理など作業が出来、将来的にもフレキシブルな空間の確保。 ■出張に伴う荷造りが容易に出来、トランクケースを引きずっても気にならない事。 ■明るいリビング・友人と過ごせるゆとりのある空間。 ■プライベート(寝室)な部分以外は繋がっている空間。 ■ふく射冷暖房の採用。 要望から、以下を提案
民家の土間をイメージした空間を1階に配置し、玄関・作業スペース・収納・書斎・2階との繋がりを一つの空間でフレキシブルにまとめる。 また土間と寝室を仕切る長い壁は絵や写真を飾ることでギャラリースペースとも言える。
プライベートな寝室・荷造り場・浴室は1階に配置し出張からの行き帰りを容易にする。 土間と寝室を長い壁で仕切ることで、プライベートの確保と、来客時にはその壁沿いにある階段を上がることで2階に上る視覚的な動線を同時に確保する。
日の光が入り易い2階にLDK・客間を配置し、1階からロフトまで続く吹抜けを創りゆとりのある空間を確保。